意識に上がらない緊張にはさまざまなものがある
動作とは自分で意図し、それを実現しようとする本人の努力によって
起きるからだの緊張ないしは動きとされています。
たとえば腕を上げようとするとき、肩を一緒にあげたり、
肩を前に突き出したり、頸や肘を屈げる、
反対側の腕を突っ張るなどのように腕挙げという主たる
課題に随伴して課題以外の緊張や動きが現れるもので、
「随伴緊張」「随伴運動」と呼ばれています。
また、微妙で細かな精密作業を注意深く慎重に進めようというときなど、
途中で思いがけなくピリッと緊張が入って作業を妨害することがあります。
それほど微妙な作業でなくても、ある動きをしている途中、
肘や腕、肩や頸などにピクッと緊張が走って、
その動きのコースを乱すということがよくあります。
このあたりへきたところでとくに失敗しないようにと、
こだわりながらある動作を進めていると、
こだわりどおりの動きが出てします、
緊張して動けなくなるなどということもあります。
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