2012年5月29日火曜日

力を入れる事に緊張し、抜いて弛める事に緊張する。矛盾ですか?

力の抜き方を自覚しよう

自分の努力でいったん生じさせた
筋緊張を積極的かつ確実に弛めるには、
入れていた力をただ単に抜くだけでなく、
積極的に弛めるような力の抜き方をするように
努力しなければなりません。

ところが緊張させるための力の入れ方はうまくできても、
その緊張を弛める力の抜き方については
あまり上手でないのが一般的傾向です。

入れた力は抜ききったのか、その後の緊張はどのようになったのかなどに
注意を払うまでもなく、元の状態にもどっているものと思っています。
だからこそ、緊張が残り、習慣化しあるいは慢性化して
処置なしということになってしまうのです。


ここで大切なのは、弛めるときも緊張させていくとき同様、
抜いていく力と、それにつれて弛んでいくからだの緊張の程度や状況を
しっかり感知し、相互の関係や変化の状況に応じて調整しながら、
からだに緊張を感じなくなるところまで、ゆっくり力を抜いていくことです。
そのためには、力を抜いていく努力の仕方、抜いていく感じ、
および緊張を弛める努力の仕方、弛んでいく簡易などに、
どれだけ注意を払い、以下に適切に努力できるか、
どれほどしっかり感じをつかみながら弛める努力が
できるかなどが重要な条件となります。

0 件のコメント:

コメントを投稿