2012年5月22日火曜日

「恒常緊張」緊張状態を慢性化させてしまうと危険です!

習慣化、慢性化する「恒常緊張」

初めての動作や難しい作業、また自分のものになっていない課題などでは、
その動作のための緊張の程度がよくわからず、
力の調整がうまく今ない場合があります。

その動作になれ熟達するにつれて、だんだんと現実に馴染み、
適度なものとなります。
ところが、よほど慣れてきても、必要・十分な力だけを入れ、
それが済んだあと不要な力はしっかり抜ききる、
これらを確実にやり終えることはではありません。
そんなことまで意識してやっている人はほとんどなく、
いわば習慣ないし惰性でやっているのが普通だからです。


したがって、緊張もいくつか過不足のままかもしれないし、
力を抜くのも不十分になりがちです。
こうした不完全な緊張や残留する緊張は、
体のあちこちの部位や関節にだんだん蓄積され、
習慣化し、挙げ句の果てには慢性化して、目指す動きを妨げたり、
必要な緊張に干渉したりしかねません。
このように、体のある部位に盤踞して緊張や動きに
重要な影響を与える緊張を「恒常緊張」と呼びます。

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