2012年5月30日水曜日

リラックスは手首から!緊張感と弛緩感をあえて味わってみてください。

ジェイコブソンの基本的な弛緩方法

ジェイコブソンの筋弛緩法はリラクセーションの有効な方法です。
緊張を弛めるといっても、普通はなかなか容易には抜きとれないものです。

しかし、彼のやり方は完全な筋弛緩のための方法だといいます。
例えれば、手首や肘、足首や膝などの関節を屈げるための筋群、
反らすための筋群、眼球の上・下・左・右などをみる動作のための筋群、
遠く・近くを見る動作の為の筋群などのように、
体の直接動かすための筋群のうちのどれか一つを特定し筋弛緩の対象にします。


手首を反らせる筋群の場合、その筋群を弛めるためには、
まず手首をじっくりと反らせながらそれに伴って生じる
その部位の筋の緊張の感じに注意を凝らします。

いっぱいまで反らせたら、
その時の腕の緊張している感じをじっくりと味わいます。

それが手首を反らす時の緊張感です。
この感じを十分に味わったら、次にそれまで入れてきた手首を
反らす力を徐々に抜いていきます。

それとともに、反らせた手首の緊張の感じは変化して、
だんだん弛んでいきます。
さらに力を抜いていくにつれて、その弛む感じは
一層はっきりした弛緩感となってきます。

このとき、入れた力を抜いていくにつれて、
それに連動して感じられる緊張の低下していく感じを弛緩感として、
やはりじっくりと味わい、明確にしていきます。

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