肩まわりは不当緊張の密集部位
肩まわりと腰まわりは、それらを串刺しにする格好で
自体軸が中央を貫通していて、それによって前後と左右に分別されています。
ともに上肢と下肢の元締めとして、タテに立って生きる人類の重要な
身体各部位からくるさまざまな緊張を集約・調整しています。
それだけに、肩まわりと腰まわりは、
不当な緊張の密集部位にもなっています。
特に肩周りは、そこが頭部をタテに立てる頸の基軸であると同時に、
左右の腕の付け根にもなっているため、
日常生活におけるあらゆる動作活動の要衝です。
肩凝りや四十肩にみられるように、それだけ緊張も無理や無駄あるいは
過剰なものになりやすく、それがまた習慣化したり慢性化して、
それへの対応をいっそう難しくしています。
したがって、リラックセーションといえば、
何はさておいてもこの部位から始まることになります。
この部位への対応・処置がうまくできれば、
もうそれだけでリラクセーションは十分といわれるほど、
一般に注目されているところです。
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