弛緩イメージを意識的にならないよう自己暗示
動作イメージの場合、たいてい緊張へ向かって
自然活強烈に働くことは周知のとおりです。
まさに招かれざる客ですが、
それとは逆のリラックスするイメージというのは
それほど容易に体験できるものではないので、
そのためには積極的な工夫と努力が必要になってきます。
弛緩イメージには、
「からだが重たい」、
「背中が温かい」、
「日向ぼっこをしている」、
「お風呂につかっている」、
「気持ちが落ち着いている」、
「暖炉の前で暖をとっている」、
「リラックスしている気分」、
「身も心もリラックスしている」、
「全身が脱力している」などがあります。
その実現に向けて自分自身が意識的に努力するものと、
暗示のような意識下的な活動をするものがあります。
前者はなかなか実感的イメージになりにくく、
後者は他者暗示が有効であれば比較的容易に実感的・具体的な体験になりますが、
自己暗示は、意識的にならないように、それなりの練習をしたり、
実感的になるような経験を積まなくてはならないかもしれません。
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