椅子位または坐位で、肩まわりと腕を十分に脱力したところから右肩を
まっすぐ上へいっぱいまであげていくのが課題です。
その際、ク幹部や頸が左右へ傾いたり屈がらないよう、
まっすぐのままに保ちます。
ここが自分であげられる限界と感じるところまであげたら、
そこからもう一息上まであげる努力を試みます。
そのとき、自体軸を肩のところで前へ屈げたり、
“うなじ”を縮めたり、頸を突き出したりせず、タテまっすぐに保ちます。
肩関節部位があがっていくにつれて肩胛骨が左回り気味に動いていく感じも、
確かめながらあげていきます。
あげる途中で痛みがでたら、無理せず、そこで停止します。
しばらく待つと、痛みが変質して緊張感となり、
さらには痛みが感じられなくなるので、もう一段あげていきます。
さらにあげるとまた痛みが出るので、また停止し、痛みが緊張感に変質し、
痛みが消えたら、またあげていきます。
十分にあげたら、そのままそこでしばらく停止して肩まわりの感じを味わった後、
さらにその感じを感じ続けるようにして、ゆっくりおろしていきます。
途中で緊張感が出たら、それを弛め、痛みが出たら停止して、
痛みが緊張感に変質して痛みが消えるのを待つという、
あげるときと同様の手順を踏みます。
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