2012年6月2日土曜日

アソコの動かし方を正しく学んで下さい!

動作のイメージを実感として身につける

腕挙げには肩の関節を回転させることが必要条件だとわかっていれば、
その部位の不当な緊張を弛めるにはどうすればいいのか、
その関節を自分で回転させるためにはどんな努力の仕方が必要なのかなどが
わかっていれば、視覚イメージだけの時よりも、ずっとあげやすくなります。


しかし、ただ知識としてわかっているだけでは、なかなかあがらないどころか、
よけいな緊張をつくり出し、かえって困難にしてしまうかもしれません。
そのとき、肩関節まわりの緊張や弛緩の感じ、そのための力の入れ方・抜き方などに
ついての動作イメージが具体的な実感としてしっかりと身につけていれば、
そうした危険状態を自分で適切に処理できます。

動作をする本人にとっては、動作のための手がかり・足がかりの基準となり、
しかもそれを援助する人にとっては、相手の立場に立ちながら理解の基準となる
動作イメージが必要になってきます。

本人には、自分の体の全体がどうなっているのか、
その構造のなかで動くべき関節部位はどのように位置しているのか、
ボディ・マップができているはずです。

しかし、その関節がどうすれば動くのか、
どんなふうに力を入れればどのように動き、
どうすればその緊張が弛むのかなど、
関節の動かし方そのものがよく身についているとは
いえないことが少なくありません。

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