2012年6月1日金曜日

心のリラックスと体のリラックスは必ずしも比例しない事を知って下さい!

こころの働きがなければリラックスできない

自分の体が楽になっている、全身がすっかりリラックスしている、
体のある部位・筋群が弛緩している、温かくて気持ちのいい場面にいる、
自分自身がリラックスしている、という体験をすることがあります。


しかも、それらがたんなる軽い感じというだけではなく、
本当の確かな実感として体験できることもあります。
しかも、こころの中で自分の体の筋群が弛緩しているという
主観的なイメージを体験するだけで、
それに対応した筋群が弛緩してくることもあります。

このように弛緩のイメージが実際に
生理的な筋弛緩を生じさせることがあるので、
「こころがリラックスさせる」という
考えを生み出す根拠ともなっているのです。

ここで問題を取り上げると、こころがそれ自体リラックスするということを
示すものではないから、自分の体をリラックスしているという
体の感じも体験できるものではありません。

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